傷ついた燕たち2005/09/26 15:49

今日は10人ほどの集まりに呼ばれて、遺伝子組み換えの話をしてきました。別に専門家でも何でもないので僭越ではあるのですが、今まで色々勉強してきたことの、ほんの一部でも人に伝えられたらと思っています。
朝、会場に着いたら、隣の会議室の入り口に「ヤクルトスタッフ説明会会場」という張り紙がしてあって、野球とは全然関係ないけど、ヤクルトと縁があるような気がして、ちょっと嬉しくなりました。

そうそう、ヤクルトと言えば(と強引に野球の話に持っていく ^^;)、昨日の試合をテレビで観ていた時のことですが、3回の表に、藤井くんが古田さんのリードにほとんど首を(横に)振らないという話から、吉井投手も入来投手もほとんど首を振らなかったという話になりました。
そしてさらに金村氏、「そこでびっくりしたのが、僕は川島がルーキーで入って来た時に、ここで解説やってたら、首をバカバカバカバカ振るんですよ。大した男だなあと。やっぱり新人王というねえ…(笑)」とおっしゃってました。
一軍で投げられなくても、こうして解説者にも一目置かれていて、話題にしてもらえるって、すごい! ファンの端くれでしかない私ですが、とても嬉しく誇らしく思いました。

それにしても…昨日の藤井くんの投球が気になって、インターネットで検索かけたらオフィシャルサイト『野球小僧』を見つけました(今頃見つけるのは遅いかも、ですが)。
今までも何となく感じていたことではありますが、やっぱり相当繊細な神経の持ち主みたいですね。あれこれものすごく真面目に悩んでるみたいですし。
そして、まだ今年の初めから春頃までの分しか『Voice』を読んでいないのですが、膝に溜まる水を抜きながら、だましだましみたいな感じで登板やら練習やらをしていることを初めて知りました。肘も悪いから、その分ほかの部分にも相当負担がかかるのでしょうね…。
18日の登板について24日に書かれた日記の、「これから残りの試合、思い通りのピッチングはなかなかできなくても、気持ちだけは強く、しっかり前を向いていたい」という文が痛々しく思えました…。

  誰よりも高く飛び居し燕ふたつ
         傷つきてなほ空見上げをり