無念の連敗★2005/07/01 17:45

 昨日はまたヤクルトの川島くんが負けました。これで5勝6敗。内容は決して悪くなかったと思うので、よけいに悔しさが募ります。髪を切り、グラブも黄色から去年の赤に戻したにも関わらず、悪い流れは変えられなかったということでしょうか…。上原投手が良すぎたから仕方ないですよね。8回に4投手をつぎこむ執念をベンチが見せたので、打線がそれに呼応してもっと粘ってくれればと思ったのですが、結局あっさり討ち取られてしまいました。つい「相手が上原投手の時は、別の人を先発にして〜!」と思ってしまう私は、わがままです。はい、すみません。

 試合を見ていなかった息子は「9安打は打たれ過ぎだろ」と言うのですが、でもそれで1点しか取られていないというのは、ヒットを打たれても動ずることなく、自分のリズムを守って投げられるということだと私は思うんですよね…。
 川島くん自身も「上原さんもスゴかったけど、ボクは自分の投球をしようと思った。連敗するときもある。ただ次につながると思う」(サンスポ.comより)というコメントを残しているらしく、前向きなのが救いです(きっと内心ものすご〜く悔しいでしょうが)。次からぜひ白星を重ねてほしいものです。

It's been a long long time no see...2005/07/09 01:17

最近、担当する分野が増えてしまったため、あれこれ議案作りとか報告書作りとかに追われていました。そして、今日は本牧にデポー(生協の店舗のようなもの)がオープン。目標とする加入数がなかなか取れず苦労しただけに、目を潤ませている人もいて、思わずちょっともらい泣き。

ところで、議案が間に合わないよぉ…などと泣きそうになりながらも、『Dot To Tha Dot』はしっかりリリースの前日にゲットしてきました。去年の12月1日にシングルが2枚出て以来、久々の新曲。ひたすら待ち続けた7カ月は長かった〜! 今までさんざんラジオやテレビで聴いていたのですが、やはりCDで聴くと違います。アコピやアコギの細かいフレーズまではっきり聞こえて、「おお、ここはこう弾いてたのかー!」と、また新鮮な感動をおぼえたりして。

カプリングの『SMOKY』は、思った通りベースがセニョール小松で、KO-HEYさんのドラムスとの絡みはやっぱり最高! 特にサックスのソロの所では、「んんーっ!」という唸り(?)がたまりませ〜ん!! 先日のFCライヴで感じた欲求不満が一挙に吹き飛びました。ベースとクラビネットがユニゾンになっているところも何とも言えずカッコいいし、最後、ワウをかけたクラビの音だけ余韻が残るのも、実に心憎いですねえ。すごいすごい。

しかし…オリコンでのランキングは発売日でも15位と、思った以上に良くないですね…。私がチェックしているSOUL'd OUTのBBSで、「どうもSOSの歌がメインみたいだから、買わない」みたいな書込みがあって、それ以来まったくこのシングルの話題が盛り上がっていなかったので、嫌な予感はしていたのですが…。SOのメンバーも自分たちの作品では見せない魅力を発揮しているようだし、こんなカッコいい生バンドをバックにラップするなんて滅多にないだろうし、何より楽しそうにレコーディングしていたみたいだから、きっとSOのファンもみんな喜ぶはず…なんて単純に考えていたのですが、ちょっと甘かったようです。リリースの前日、新☆堂さんでのディスプレーもあまり目立たない感じだったしなあ…。ちゃんと聴けば気に入ってくれる人はもっといるに違いないと思うのだけれど…もったいない!

ストップ! GM汚染2005/07/12 10:35

土曜日の午後、↑のようなタイトルの『GMナタネ全国自生調査報告集会』が明治大学リバティタワーであったので、行ってきました。予想外にたくさんの人(300人以上!)が参加して、会場となった大きな階段教室は満席でした(あ、そうそう、「GM」というのは遺伝子組み換えのことです。ジェネラル・モータースではありません)。

まず、カナダから招いたパーシー・シュマイザーさんの講演があり、その後休憩をはさんで、天笠啓祐さんによる『GMナタネの汚染状況』の説明、4つの生協の代表によるGMナタネの自生についての『各地からの調査報告』、そして、天笠啓祐さん、河田昌東(まさはる)さん、生井(なまい)兵治さんによるパネルディスカッションがあり、最後に天笠啓祐さんの『これからの運動』についての話で締めくくられました。

GMナタネの自生調査(私も参加しました)とパネルディスカッションについては、また日を改めて書くことにして、まずは一番ショッキングだったシュマイザーさんの講演について書きたいと思います。

シュマイザーさんは、カナダ中西部のサスカチュワン州で農業を営んでいましたが、ある日突然アメリカのモンサント社から「あなたは無許可で我が社のGMナタネを栽培している」と、特許権侵害で訴えられました。シュマイザーさんは長年ナタネの改良に取り組み、とても優秀な品種を育てることに成功していたし、奥様は有機農業を営んでいたため、有機農業認定取り消しを招くGMナタネなどを栽培する気など毛頭ありませんでした。恐らくGMナタネの花粉がどこかから飛んできて知らないうちに交配してしまったために勝手に生えていたのであって、特許権侵害どころかGM汚染の被害者なのです。それにもかかわらず、一審・二審とも敗訴。自分の種をまく権利よりも、特許権の方が優先され、シュマイザーさんが手塩にかけて育てたすべてのナタネはモンサント社の所有物として取り上げられてしまいました。

シュマイザーさんは控訴し、最高裁では特許権侵害については一審・二審を支持したものの、賠償金は払わなくて良いことになりました。しかし、彼の畑がGMナタネで汚染されてしまったため、二度とナタネの栽培をすることはできなくなってしまったのです。

モンサント社は、自社のGM作物の種子と除草剤などの農薬のセット販売を利用しようとしないシュマイザーさんのような人をひどい目に遭わせただけでなく、顧客である契約農家をもひどい目にあわせています。

  1. 「収量が上がる、高品質な品種で、農薬の使用量も減らせます」と自社で開発したGM作物を売り込んでいるけれども、実際に栽培してみたら収量が落ち(大豆で15%、ナタネで6.2%の減)、栄養価も下がり、農薬の使用量は従来の3倍になってしまいました。農薬の使用量がなぜ増えるかというと、除草剤耐性を持った「スーパー雑草」が生まれてしまい、それを枯らすために更に強い除草剤を複数回まかなければならなくなってしまうためだそうです。

  2. 契約した農家は、次の条項に従わなければなりません。
       
    • 自分の家で採れた種子を使うことはできない。
    •  
    • 毎年、種子はモンサント社から購入しなくてはならない。
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    • すべての農薬を必ずモンサント社から買わなくてはならない。
    •  
    • 毎年ライセンス料として1ヘクタール当たり40ドルをモンサント社に支払わなくてはならない。
    •  
    • 契約を交わしてから向こう3年間(たとえ契約は1年間だったとしても)、モンサント社の私設警察がその農場に立ち入ることを許さなくてはならない。
こういったことにより、農家は選択の自由を失い、モンサント社の支配を受けることになります。その上、栽培した作物は品質が悪く収量も少なく、強い除草剤が残留する危険が増大し、おまけにGM作物の輸入規制が厳しいEUからは買ってもらえないために、販路が大幅に狭められることになってしまいました(日本には相変わらず大量に輸出できていますが)。しかも、結果を見て後悔しても、いったんGMに汚染されてしまった土地で、元の状態に戻すことは不可能なのです。

もう1つ、私が今回初めて知ったショッキングな事実は、モンサント社が「近所の農家が無許可でGM作物を栽培している疑いがあれば通報してほしい」と、農家相互の密告を奨励していることです。通報者には革のジャケットがプレゼントされるという話で、会場から失笑が起こりましたが、笑っている場合ではありません(って、私も思わず笑ってしまったのですが)。これによって、モンサント社から私設警察による調査(?)を受け、損害賠償請求書を送りつけられた農家は、自分を密告したのは近所の誰だろうかと疑わざるを得ず、地域社会の絆がどんどん崩壊していくのです。 おまけに、この請求書を受け取った農家がモンサントと和解したければ第三者に公表してはならないと書かれています。それが嫌ならば訴訟になりますが、莫大な費用がかかり、農家は農業を続けることが事実上できなくなってしまいます。

「自由の国」アメリカで、いまどきこんなことが許されて良いのだろうかと思うのですが、資金力と政府のコネがあるので許されてしまうようです。日本でもGM栽培契約を結ぶ農家が増えれば、同じことが起きないとも限りません。この、カナダで起きた悲しい事実の数々を、もっと多くの人に知ってほしいと思います(長文を最後まで読んでくださって、ありがとうございました)。