研修 ― 2005/08/01 02:09
いつまでも前日の失敗に凹んでもいられないので、〆切仕事を2つやっつけ、カレーを作り置いて1泊の研修に行ってきました。家から1時間ほどで行ける所ながら、海辺で温泉もあって、マグロもおいしくて…と、なかなか良い場所です。とは言え、あまり遊ぶ暇もなく、ひたすら『第1次中期計画』だの『専門委員会の形成について』だのを討議し、飲み会の時にも、ふと気づけば活動の話をしてしまうという、まじめ〜な研修でありましたが。
そうそう、飲み会と言えば、5年前に胃の手術をして以来、ずっと用心してお酒や炭酸飲料を飲まなかったのですが、ちょっと勇気を出して、アルコール分2.3%の炭酸飲料を飲んでみたら、1缶全部飲めました! もちろんゆっくり時間をかけてですが、また少しハードルを越えたような気がして、嬉しかったです。
ところで、1週間ほど前に、理事長から貧困撲滅のホワイトバンドを1つ分けていただき、「これでSkoopのTAKEさんとお揃い〜♪」と喜んでいたのですが、その時に値段が判らず、お代を払わないままになっていました。その後、インターネットで調べたら300円だと判ったので、研修中にお返しし、やっとスッキリ。やっぱり、ああいうものは自分でお金を出さないと意味がないですもんね。
そうそう、飲み会と言えば、5年前に胃の手術をして以来、ずっと用心してお酒や炭酸飲料を飲まなかったのですが、ちょっと勇気を出して、アルコール分2.3%の炭酸飲料を飲んでみたら、1缶全部飲めました! もちろんゆっくり時間をかけてですが、また少しハードルを越えたような気がして、嬉しかったです。
ところで、1週間ほど前に、理事長から貧困撲滅のホワイトバンドを1つ分けていただき、「これでSkoopのTAKEさんとお揃い〜♪」と喜んでいたのですが、その時に値段が判らず、お代を払わないままになっていました。その後、インターネットで調べたら300円だと判ったので、研修中にお返しし、やっとスッキリ。やっぱり、ああいうものは自分でお金を出さないと意味がないですもんね。
生命か特許権か ― 2005/08/01 14:55
昨夜、NHKスペシャル『アフリカゼロ年』を見ました。事情により半分しか見られなかったのが残念ですが…。8月3日深夜に再放送があるようなので、もう一度見ようかなとは思いますが、とりあえず見た分についてだけでも書きます。
南アフリカでエイズにかかり、お金がないために治療を受けられずに苦しんでいる人と、国の政策で治療を無料で受けることができて元気になったものの、働き口が見つからず、また、いつ治療をうち切られるかという不安にさいなまれている人と。そして、エイズのために両親をなくし、自分も発病してしまう子どもたちと。
同じエイズにかかっても、薬を飲めるかどうかで身体の状態が大きく変わってしまうのに、エイズの治療薬には研究開発費を回収するために、高い特許料が設定されているので、途上国の貧しい人たちは薬を買うこともできません。南アフリカでは、年に40万人が亡くなっているそうです。
製造方法を少し変えればコピー薬を安く売ることができるインドなどにならって、南アフリカが自国の特許に関する法律をゆるめようとしたところ、先進国の製薬会社から訴えられてしまったそうです。幸い「命よりも特許権が大切なのか」という国際世論に押されて、製薬会社は主張を取り下げたそうですが、WTOや先進国(特に米国)ではやはり、特許権を守る方向で途上国に圧力をかける方向にあるようで、ここにもグローバル化の影響が出ています。
これを見て、前にこのブログで書いた、モンサント社の遺伝子組み換え特許の話を思い出しました。確かに、苦労して作ったものを簡単にコピーされ、安く売られては、次の新しいものを開発することができなくなるというのは理解できます。しかし、それを重んずるあまり、生命とか環境とかを結果的に軽視し、人の道に外れてしまっているように見えるのも確かです。遺伝子組み換えはまた別の問題として、新薬については、たとえば信頼の置けるNGOなどを通じて、貧しい人たちが安く買えるようなしくみを作れないものでしょうか。
南アフリカでエイズにかかり、お金がないために治療を受けられずに苦しんでいる人と、国の政策で治療を無料で受けることができて元気になったものの、働き口が見つからず、また、いつ治療をうち切られるかという不安にさいなまれている人と。そして、エイズのために両親をなくし、自分も発病してしまう子どもたちと。
同じエイズにかかっても、薬を飲めるかどうかで身体の状態が大きく変わってしまうのに、エイズの治療薬には研究開発費を回収するために、高い特許料が設定されているので、途上国の貧しい人たちは薬を買うこともできません。南アフリカでは、年に40万人が亡くなっているそうです。
製造方法を少し変えればコピー薬を安く売ることができるインドなどにならって、南アフリカが自国の特許に関する法律をゆるめようとしたところ、先進国の製薬会社から訴えられてしまったそうです。幸い「命よりも特許権が大切なのか」という国際世論に押されて、製薬会社は主張を取り下げたそうですが、WTOや先進国(特に米国)ではやはり、特許権を守る方向で途上国に圧力をかける方向にあるようで、ここにもグローバル化の影響が出ています。
これを見て、前にこのブログで書いた、モンサント社の遺伝子組み換え特許の話を思い出しました。確かに、苦労して作ったものを簡単にコピーされ、安く売られては、次の新しいものを開発することができなくなるというのは理解できます。しかし、それを重んずるあまり、生命とか環境とかを結果的に軽視し、人の道に外れてしまっているように見えるのも確かです。遺伝子組み換えはまた別の問題として、新薬については、たとえば信頼の置けるNGOなどを通じて、貧しい人たちが安く買えるようなしくみを作れないものでしょうか。
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